今年のアニメに関わる最後のワークショップは美術館で開催。参加者の方々には、小学校と同様に選手に声援を送る応援団のキャラクターを描いてもらいました。
会場に入ると、活動内容を紹介するしりあがり寿さんの手描きホワイトボードがむかえてくれます。SNSで情報を得た大人から、ちょうど美術館前の公園で遊んでいた子ども達まで、幅広い参加者が集いました。
もくもくと描く参加者の方々。様々な形のフキダシに選手にかけたいセリフを記入して、描いたキャラクターと一緒に壁に貼って完成です。多種多様なキャラクターと熱いかけ声やあたたかい応援のメッセージが壁を彩っていきました。
時折、しりあがりさんによる贅沢なキャラクター制作実演が!しりあがりさんファンの方々はもちろんのこと、偶然立ち寄った子ども達もしりあがりさんの手元にしばし見入りました。
小学校と同様に声援の録音も実施。応援団に大人の声が加わりました。出場選手のペープサートの中から推しの選手を仮に決めてもらい、スタッフが会場の端から端へ模擬レースを展開するのに合わせて30秒以上ひたすら応援!音頭をとったしりあがりさんも驚く臨場感あふれる歓声になりました。
美術館でのワークショップ開催日は選手への応援投票期間中だったので、会場では投票も受け付けました。スタッフ手作りのスペシャル投票箱に、初めての投票体験をした子ども達もいるかもしれません。絵を描くのはちょっと…という親御さんも、選手の紹介プリントをじっくり読んで、お気に入りの選手に票を投じてくれました。
こうして美術館でのワークショップが無事終了。中学校・小学校・福祉施設・美術館で制作した作品や録音した声が登場する「アニメで墨田!~未来アスロン編~」。お楽しみいただければ幸いです!
撮影:冨樫実和