【ブログ&レポート】ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校

小学校でのワークショップ2校目は隅田小学校です。黒板を中心に半円形に囲んだ席に座った子どもたちに見つめられながら活動スタート。第二寺島小学校と同様に、はじめにちょっとしたクイズを交えながら、中学生が描いた選手たちを応援する観客のキャラクターを描いてもらいたいことを伝えます。

ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校

そして、しりあがり寿さんにバトンタッチ。しりあがりさん自身を模した絵が、何をしているかわらかない状態から「応援している」状態に変化するのを描いて見せた後は、「こんなのでもいいよな」と、かわいらしいチアガールから魚や電車、ゾンビまで、熱く楽しく応援するキャラクターで紙がどんどんと埋まっていきました。目の前でキャラクター描かれる様子に、うれしそうな笑顔がこぼれる子ども達でした。

ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校
ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校
しりあがりさんのデモンストレーションが終わると、今度は自分達の番!とばかりにどんどん描いていきます。見守るスタッフと時折話しながら思い思いに鉛筆を動かしました。
キャラクターによる応援ダンスを披露してくれる子、相手が負けるように念じるという少しワルのキャラクターを描く子、車種によって顔を描き分けた電車限定の応援団をつくる子、等々それぞれが特徴あるキャラクターを生み出しました。

ワークショップ報告 10月24日(水) 隅田小学校

セリフでもきちんとキャラクターの特徴を表現。動物系のキャラクターは「ワンワン」「ニャン」「ギョ」といった鳴き声をセリフに入れ込むなど、ぬかりありません。そうして一人ずつの録音が進み、最後はみんなで送る声援へ。各々が応援グッズをもってスタンバイし、しりあがりさんの「せーの」の合図に「がんばれー!」の声がはじけました。
ワークショップ中には一緒に描くことが難しかったお友だちが、後日何色も重ねた素敵な色のキャラクターを仕上て送付してくれたこともとてもうれしい出来事でした。

こうして、選手だけでなく応援する側にも変化に富んだメンバーがたくさん誕生しました。どんな「未来アスロン」応援団が登場するかは、ぜひ展覧会と完成アニメーションでご覧ください!

撮影:冨樫実和