スカイツリーと昇り龍

審査員特別賞(高橋正実賞)
タイトルスカイツリーと昇り龍
作者丑井俊英
都道府県東京都
素材画用紙、鉛筆、ボールペン
大きさ32cm×26cm
講評北斎が晩年に描いた黒雲とともに龍が昇天する「富士越龍」を、現代に置きかえた鉛筆画。富士山とともに東京スカイツリーがそびえ立ち、龍が天をめざして駆けあがっていく。作者は墨田区在住で日頃から東京スカイツリーの絵を描き続けている。もし今、北斎がすみだにいたら、「富士越龍」の続きとして東京スカイツリーを描いたに違いない。北斎が生きたすみだのまちに暮らし、北斎をオマージュするアーティストだからこそ生まれた作品。