日記帳

準大賞
タイトル日記帳
作者石村嘉成
都道府県愛媛県
素材ノート
大きさ25.5cm×18cm
講評眠る間を惜しんで絵を描き続けた北斎のように、動物を描き続けている20代男性の日記帳。蟻一匹から大きな動物まで、ダイナミックかつ繊細な表現は命への好奇心にあふれ、江戸時代に誰も見たことのない象を描いた北斎マインドと重なる。毎日自由帳に線を引き几帳面に書かれた言葉も、動物への想いに満ちている。積み重ねて描き続けるエネルギー、生きとし生けるものへの愛情、そして大胆な表現力。すべてに現代の北斎を感じる。