【レポート】2019年11月21日に墨田中学校でキャラクターデザインのワークショップを行いました!

「アニメですみだ!」映像のための制作物のうち、中学生には“未来の自分”をイメージしたキャラクターを描いてもらいました。スペシャルファシリテーターとして、プロジェクト監修者でストーリーの原案者でもある漫画家しりあがり寿さんにワークショップをしていただきました!

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2年目となる墨田中学校での活動では、昨年の経験からか、楽しみにしてくれていた雰囲気が伝わってきました。事前に“未来”に関するアンケートを行い、想像をふくらませておいてもらったことも期待感につながったのかもしれません。

そんな準備万端の生徒たちの前で、しりあがりさんが「今の自分はこんな感じ」と黒板にすらすら絵を描き出し、「どんな風になろうか?」と問いかけます。筋肉をつけてがっちりした体になりたい、きらびやかにオシャレしたい、未来の自分像は自由自在です。しりあがりさんの絵からそれを感じてもらった後に、制作をスタート!釣りや野球など自分の好きなこと得意なことをレベルアップさせる子、完全に形を変えて動物やガイコツなどの姿に変身する子など、バラエティーあふれるキャラクターが生まれました。

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下書きが終わると、次は色塗り。昔のアニメーションのように透明なフィルムを用いて、表には黒い輪郭線を描き、裏から色を付けました。
さらにはキャラクターになりきって声の録音。宣言したい願いをマイクの前で叫びました。キャラクターを描く段階で声のイメージも固めていたのか、見事な演技を聞かせてくれる子もいました。

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最後はしりあがりさんから作品へのコメントをもらって、みんなうれし気な顔に。
描かれたキャラクターによって、今年のアニメーションの完成がぐっと近づいてきた一日でした。

(写真:冨樫実和)