【ブログ&レポート】ワークショップ報告 9月7日(金)本所中学校

昨年の小中学校各1校のワークショップ実施から、今年は各2校に。中学校2校目の本所中学校は、昨年度の「みんな北斎プロジェクト」にも参加してくれた学校です。同じく昨年度参加校の業平小学校の卒業生が1年生として入学していることもあり、思いがけず2年連続の体験者が多いワークショップとなりました。昨年度制作したアニメを見て、うれし恥かしの笑顔からスタートしました。

ワークショップ報告

内容は墨田中学校と同様、選手のキャラクターを描きます。
早速くじを引いて3つのテーマを元にキーワードを連想してもらってから、しりあがり寿さんによるキャラクター制作の実演へ。出てきたキーワードを元にしりあがりさんがさらさらと描いてみせます。ライオンや岩、ジェット機が次々にキャラクターになる様子を楽しそうに、かつ感心して見つめている生徒たちでした。

ワークショップ報告
そして自分たちのキャラクター制作へ。昨年度は4,5人のキャラクターから1つを選んだのですが今年は全員のキャラクターがアニメに登場予定なので、ますます気合いが入ります。ぐいぐいと描いていく人がいる一方で、なかなか筆が進まない人も。「思いつかない」と言っていたかと思うと元サッカー日本代表の中田選手の絶妙なコメントを決めゼリフに使っていたり、「あれ?描いていたものを消しちゃったのかな?」と思うと消した絵の下に透明人間がうす~く描かれていたり。中学生の照れとセンスはとてもおもしろいものでした。

ワークショップ報告

キャラクターを描いた後は、声の録音へ。みんなに見つめられながらの録音は緊張の瞬間でもあります。はじめは抵抗感を表していた人もいましたが、最終的には全員が挑戦してくれました。逆に、声の調子を変えて演じるような強者も数名!絵から声までを前のめりにやりきる姿勢を見せてくれました。

ワークショップ報告

最後はしりあがりさんがみんなのキャラクターを見ながら一言ずつコメントを。1人ずつ声をかけられ、うれしそうな生徒たち。すると「僕は絵師や漫画家になれますか?」という質問も飛び出しました。質問者は1年目にもすごくやる気を見せてくれていた生徒さん。しりあがりさんからの「まだまだたくさん描いて勉強していくと良いよ」というアドバイスに真剣に聞き入っていました。

墨田中学校と本所中学校の生徒たち17名が描いたキャラクターとその声は現在予告アニメで公開中。紹介コーナーのキャラクターの画像をクリックすると詳細設定も表示されます。ぜひご堪能ください。そして中学生のこだわりがつまったキャラクターが活躍するアニメは2月9日(土)に完成予定です。どうぞお楽しみに!

[予告アニメとキャラクター紹介はこちらのページから]
みんな北斎プロジェクト2018-19 アニメで墨田!〜未来アスロン編〜